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2016-12-21

和菓子の手土産なら叶 匠壽庵の「あも」がオススメ

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先日取材で銀座に行った際、奥さんに何かお土産を買ってこうと松屋銀座に寄ったのですが、そこですごく美味しそうな和菓子をみつけてしまいました。

その和菓子というのがこれ。

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叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)の「あも」です。

ぱっと見は羊羹のようですが、羊羹ではありません。

手炊きの春日大納言小豆に柔らかな求肥の餅を包み込んだ棹菓子、それがこの「あも」です。

なんでもこの叶 匠壽庵さん、いろんな百貨店で目にする機会も多いので、とんでもない歴史のある老舗なんだろうなと思っていたら、創業は昭和33年と、まだ60年ほどの比較的新しい和菓子屋さんなのだそうです。

しかし、新しいからと侮るなかれ、ここで紹介している「あも」をはじめとした様々な新作和菓子を世に送り出し続け、創業から10年ほどで裏千家や松下幸之助、正田家など、各界の著名人に愛されるほどの名店にまで上り詰めたというとんでもない和菓子屋さんなのです。聞くところによると「和菓子界のソニー」とまで呼ばれれているらしいです(なんとも微妙な二つ名ですが…)。

今回購入した「あも」は柚子が入っているものでしたが、私も奥さんも大満足。今度はプレーンの「あも」も食べてみたいと二人で話しながら美味しく頂きました。

甘すぎないのに確実に満足できる絶妙な甘さというのは、なんとも言えない美味しさがありますね。そして、やわらかい求肥と適度にほぐれた大豆が口の中でほろりと崩れる食感は病みつきになります。一口食べただけで、完全に「あも」の虜になってしまいました。

お店で購入する際、梅昆布茶と一緒に試食したのですが、これがなんとも相性が良いです。これ以上ないほどの最高の組み合わせでした。控えめだけれどもしっかりとした甘さが口のなかに広がったあと、絶妙な塩気と酸味の梅昆布茶を流せば、もう疲れが一瞬にして吹き飛びます。本気で梅昆布茶まで買っていこうかと考えてしまったくらいです。ちなみに今回は普通に緑茶と合わせて食べましたが(もちろんそれでも抜群に美味しい)、次回は確実に梅昆布茶ですね笑。

一本でも十分ボリュームがあり、価格も1200円前後とお手頃の価格ですので、和菓子の手土産としては最適なのではないでしょうか。

本店は滋賀の大津とのことですが、百貨店にも多く入っているようなので(わが家の最寄の百貨店にもあったのでビックリ笑)、ぜひお近くの店舗に足を運んでみてください。


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