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2016-12-06

5000円の靴でも高級感は出せる!? 初心者でも簡単にマスターできる靴磨きのコツについて

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「オシャレは足元から」なんて知ったような口を聞くつもりはありませんが、個人的には靴磨きをしっかりしている人には好感が持てます。

一応、小さい会社ながらも「社長」という偉そうな肩書きを持っている私、商談や社外の方とミーティングしたりする機会は少なからずあります。褒められたことではないのですが、そういう場に出て初めてお会いする方がいると、私は必ずと言って良いほどその方がどのような靴を履いているのかを確認してしまいます。

しっかりと手入れをしているかどうかという点もそうなのですが、それ以外に靴は好みや個性が出やすいものなので「この人はどんな感じの人なのだろうか…」と靴を肴に勝手にその人の雰囲気をイメージしてしまうのです(自分で書いてみてなんですが、改めて考えると変態みたいな癖ですね…^^;)。

あくまで個人的な見解なのですが、取引相手の靴がとんでもなく汚かった場合、私はどうしてもその人を100パーセント信用してビジネスをすることができません。商談もお断りしたことがあるくらいです。

特にうちの会社はアンティークやヴィンテージが主な商品となります。そのため、最低でも自分が身につけているモノを大事にしているかどうかというのは取引相手として足るかどうかの大きなポイントになってくるんですね。「たかが靴くらいで…」と言う方もいますが、取引の状況を見ていると、自分の判断は概ね間違っていないと思っています。

もちろん、人それぞれ重視するポイントはあるというのは理解していますので、靴を磨くことを他人に強制することはありません。ただ、自分が仕事相手を選べる立場の場合、足元のチェックはするようにしています。まぁ「そういう変な人もいるんだな」という感覚で頭の片隅にでも入れておいてください。

昔の偉い人は言いました「服はボロボロでも、いい靴を履け!」

しかし、私は思うのです。「いい靴は高えよ」と。

もう、昔の偉い人もびっくりするくらい真顔で反応します。そりゃ、いい靴を履きたいという気持ちは山々ですが、無い袖は触れないのが正直なところです。ウン十万するようないい靴なんか履けるわけがありません。「いい靴を履く」確かにそれも大事かもしれませんが、個人的には自分が普段履いている靴をしっかりメンテナンスしている人の方が好感が持てますし、何よりも親近感がわきますね笑。まぁ、「いい靴=高い靴」というわけではないんでしょうけど、現実としては、悩ましいところです。

と、いうわけで、長くなってしまいましたが本題です。

先日パティーヌをした5000円の革靴(あれからだいたい週に1〜2回くらいの頻度で履いています)。決して高いとは言えない革靴ですが、しっかり磨いてみるとツヤが出て高級感が出てくるんです。「これ、本当に5000円で買ったんだっけ?」と思ってしまうくらい、安い靴でも磨けばそれなりに見られるものです。

今回、大掃除も兼ねて靴も磨いてみましたので、私が普段磨いている手順も含めてご紹介できればと思います。これまで靴磨きをしていなかった方は、ぜひ参考にしてみてください。

さぁ、靴磨きをしてみよう!

用意するもの

・古布(ストッキングもあるとよい)

・ブラシ(ゴミやホコリを落とす)

・ステインリムーバー(汚れ落とし)

・乳化性クリーム(革に栄養を与える、艶も出る、同系色であれば補色)

・ワックス(革の外側をコーティングする)

・シューツリー(靴の型崩れを防ぐ)

このほかにも例えばクリームをなじませるためのブラシなどあるともっと良いかと思います。初めて靴磨きをしますという方はとりあえずクリームから購入してみるのがオススメです。

色があるクリームを購入する場合には、自分の革靴より少し薄めの色を購入することをお勧めします。

①まずはブラッシングでホコリを取る

靴だけでなく、ジャケットやスーツにも言えることですが、定期的なブラッシングは長持ちをさせる秘訣だと思うんですよね。私の場合、靴磨きの前だけでなく、帰宅して玄関で靴をぬいだらコートと靴は簡単にブラッシングするようにしています。

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私が使ってるのはこちらのブラシです。持っておいて損はないかと思います。

②リムーバー → クリームを塗る

ステインリムーバーで汚れを落とし、その後クリームを塗っていきます(すみませんリムーバーを撮影するのを忘れました)。色違いで何種類かクリームを持っていますが、よく使うのは無色です。ただ、今回はつま先などに傷があったので補色として同系色のクリームを使いました。

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つま先をみると、小さな傷が見られますね。
過去にかなり履き潰したこともあり、小さな傷が気にならないくらい大きな傷もあるのですが、そこはご愛嬌ということで…笑。

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人によってやり方は異なりますが、私はクリームを塗る時は指で塗るようにしています。
指に小さくクリームを取って、塗っていきます。

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全体的に塗り込んだら、専用のクロスや古布などで軽く磨いていきます。プロの方はここでブラッシングしながら磨いていきます。全体的にクリームをなじませるということですね。

この段階でかなりツヤが出て、靴も見違えるようにキレイになっていると思います。ここで終了しても全く問題はないのですが、今回のテーマは「靴を格上げ」する靴磨き。キレイにするだけでなく、もう一手間加えて「靴を格上げ」するためにワックスを使って鏡面磨きにもチャレンジしてみましょう。

③ワックスを使って鏡面磨きしてみる

簡単に言うと仕上げです。靴磨きが好きな人には一番楽しい部分ですね。
靴のつま先部分(通な人はかかともやる)をピカピカにして、顔が見えるくらいに磨き上げるのです。あまりにもピカピカですと、個人的には下品な印象になってしまうので、今回はほどほどに磨き上げていきます。

使うのは以前もご紹介したKIWIのパレードグロスです。

これを古布に少量取って、つま先に円を描くように塗り込んでいきます。

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ある程度全体的に塗り込んだら、今度は少量の水をつま先につけて塗り込みます。いっぱい水つけてはダメですよ。米粒程度の少量です。

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ワックスと水を繰り返し塗り込んで磨いていきます。

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4〜5回くらい繰り返してやっていくと顔が見えるくらいにピッカピカになります。いわゆるハイシャインとか鏡面磨きと呼ばれるやつです。

高級靴でなくても、鏡面磨きされた靴であれば、興味がない方でも足元に目がいきます。「なんかすごくいい靴履いているな〜」という風に見られます(勝手に自分で思ってるだけですが)。今回はそこまでピッカピカにしたくなかったので3回くらいでやめました。それでも十分すぎるくらいに輝いています。

(2017年11月追記。鏡面磨きにおすすめのワックスについての記事を書きました)

初心者でも簡単に鏡面磨きができる!?革靴ワックスおすすめ人気ランキング【靴磨き・ハイシャイン】

④完成

いかがでしょうか?太陽光が強かったので影で撮影したのですが、それでもつま先の部分がしっかりと輝いていますよね。私は自分の顔が写るくらいピカピカに磨くよりも、このトロッとした輝きが好きです。
ここら辺は正解は無いので、個人の好みで磨き方は変えていくのが良いかと思います。

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まとめ

「できる男は靴磨きをする!」と、よく自己啓発本などに書いてありますよね。それの真偽はよくわからないのでなんとも言えないですが、少なくとも靴がキレイな方がビジネスシーンでの印象は確実に良いと思います。「仕事ができる人かどうか」という明確な判断基準にはならないですが、「この人と仕事するのはちょっと…」と思われる可能性を排除するという意味では、多少なりとも意味はあるのではないでしょうか。まぁ、やっぱり第一印象は大事です。

ただ、私のように領収書の整理をうっかり忘れて怒られてしまうような人でも靴を磨いていますので、一概に「できる男は靴磨きをする」というのはどうかと思います笑。「いや、お前、意図的に忘れてるだろう」という指摘は全力で無視させていただきます。

皆さんも靴磨き一度やってみてください。

ハマると意外と楽しいですよ。

 

最終更新日 2017年 11月21日


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