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2017-11-09

おしゃれな人はなぜ無印のリュックを愛用しているのか?メンズのリュックコーデも紹介してみる

私がかねてから愛用している無印のリュック。もうかれこれ1年ほどのお付き合いになるかと思います。

仕事柄ノートPCを持って移動することが多いため、以前は比較的大きめのトートバッグを使っていたのですが年齢のせいか肩への負担が大きく「子供っぽくならないリュックがあれば欲しいなぁ」と探していた矢先、無印でふと見つけたのがこのリュックでした。容量や強度、汚れがつきづらいという実用性もさることながら、何よりも「シンプル」なデザインが気に入っています。色も黒やカーキー、ネイビーなどバリエーションが豊富にあるようです。

ブログなどでレビューや口コミなどを調べてみるとファッション関係者にも愛用者が多かったり、有名女性誌などでもマストバイ指定されていたりと意外にも感度高めの方達に人気のようです。

なぜ、無印のリュックがこれほどまでにおしゃれな人たちに支持されているのか、実際に私が1年ほど使ってみた感想も含めて自分なりに理由をまとめてみました。

何を合わせてもダサくならない、シンプルなデザイン

無印のリュックが人気である理由として最も挙げられているのが「シンプル」であるということ。

カジュアルな格好だけでなく、少しフォーマルな服装であっても邪魔されないシンプルさ。これが良い。

リュックはちょっと間違うと子供っぽくなったり、鏡の前に立って全身を俯瞰して見ると「なんかこのリュックだけ少し違和感あるよね…」みたいな格好になりやすいのですが、ここまで主張が抑えられてコーディネートを邪魔しないデザインというのはリュックとしてはありそうでなかなかなかったなぁと、個人的に思います。

また、単純に単色で無駄な装飾がないというだけでなく、背負った時の雰囲気が絶妙なんです。おそらく大きさやフォルムなど、かなり計算して作られているのだと思います。似たようなリュックはネットで探せば出てきますが、無印のリュックが一番コーディネートがまとまるデザインになっており、なによりも「しっくり」くる。素材の質感とかもツヤがあるため遠目に見ると安っぽさはそこまで感じないという点も大きいですね。

どんな服装に合わせても70〜80点くらいになるように計算して作られているから、使う方としてはものすごく楽なんです。このリュックを使っているとおしゃれになれるのではなく「何を合わせてもダサくならない」この利便性に惹かれてファッション好きな人たちにウケているんでしょうね。

世界的トップブランドの名作デイバッグと同等レベルが4000円

私が持っている無印のリュックの定価は確か3990円だったと記憶しています。セールで買ったのでそこからいくらか割引されて購入しました。もちろん無印のリュックよりも安いものはたくさんありますが、価格が安ければ良いというわけではありませんし、高ければ良いものというものでもありません。先に挙げたように、どんなファッションに合わせてもダサくならない利便性を持ったリュックということを考えると、価格的にはかなりお得なのではないかと個人的には思っています。

また、無印のリュックを紹介する際によく引き合いに出されるのがコムデギャルソンオムプリュスのデイバッグ。

コムデギャルソンといえば世界でも高く評価されている日本を代表するトップブランドです。あくまで私の友人ベースの話になってしまいますが、ギャルソン好きな人は「ガチの服好き」という印象があります。流行を「追う」というよりも「作る」側のブランドですね。

そんなコムデギャルソンのデイバッグ。

便利だけどどうしても子供っぽい印象になりがちなリュックの弱点を見事カバーし、シンプルで実用的しかも何にでも合わせられる名作と言われる逸品です。

で、何が言いたいかというと、コムデギャルソンのこの名作デイバッグと無印のリュックが似ていると言いたいわけです。

もちろんどちらかというと、ギャルソンの方が少し小ぶりでデザインも良かったりするのですが(コムデギャルソンは2種類サイズがあります)、触った感じの質感などはほとんど変わらないです。

「変わらないです」となぜ私が断定できるのか?というと、以前リュックが欲しいと思って探していたときにコムデギャルソンのデイバッグが一番しっくり来て、買おうとしていたからです。結局その後一度家に帰って熟考したのち、やっぱり買おうと思って店に行った時にはすでに売り切れてしまい残念な思いをしていました。しかしある日、何気なく無印に行ったら嘘みたいにあのデイバッグが並んでいるわけですから、思わず笑ってしまいました。しかも定価4000円でセールで割引。あたりまえですが即買いでしたね。

無印はあのヨウジヤマモトとの関係も…?

本当かどうかはわからないのですが、無印の服のデザインにはコムデギャルソンにも馴染みのあるヨウジヤマモトが関わっている商品があるということを聞いたことがあるので、似せているというよりもオマージュに近い感じなんですかね。

どちらにせよ世界でも高い評価を受けているトップブランドが誇る名作バッグとほぼ同等と言える商品がこの価格で購入できるのであれば、高い買い物ではないのかなと思います。

高い機能性と使い勝手の良さ

シンプルだから必要最低限の機能しかないと思われがちな無印のリュックですが、撥水加工されていたりサイドポケットが付いていたりと意外にも高機能です。優れたシンプルなデザインを損なうことなく利便性を追求しているという点は本当に脱帽です。

意外と容量があるサイドポケット

サイドポケットに財布などを入れておけば、バッグを下ろさずにすぐに財布を取り出せて便利です。ただ、海外旅行などに持って行く時はここに入れておくと盗まれるリスクもあるので気をつけましょう。

また、撥水加工されているので雨の日などで多少濡れても中まで浸透してこないのは嬉しいですね。傘とかさしててもリュックは濡れたりすることが多いので…。以前、土砂降りだった日に傘をさしていたのにめちゃくちゃリュックが濡れたことがありましたが、中身はほぼノーダメージでした。「なんかちょっと湿っているかも…」とは思いましたが、リュックの濡れ方が半端なかったのでむしろ性能が高いなと感じたほどです。

使い勝手が良く1年間かなりのヘビーローテーションでほぼ毎日使っていますが、汚れも目立ず特に故障もありません。シンプルなデザインに目が行きがちではありますが、機能や強度という面でもかなり評価ができると言ってもよいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

シンプルで使い勝手の良いリュックというのは意外にも少ないものです。特におしゃれが好きな人にとって自分が着たいと思う服を邪魔しないデザインというのは大きいと思います。先にも挙げました通り、このリュックは持っているだけでおしゃれになれるそういった類のアイテムではなく、どちらかというと幅広いスタイルとの調和が取りやすいアイテムと言えます。カジュアルはもちろんフォーマルな服装の外しアイテムとしても使えそうですね。

「リュックは自分には子供っぽいなぁ」と敬遠している人も多いかもしれませんが、無印のリュックは大人が使っても全く違和感のないデザインになっていますので、一度手に取ってみても良いのではないでしょうか。

ちなみにコムデギャルソンのリュックはこちら

ネットで見つけたメンズのリュックコーデ(2017年12月追記)

「無印のリュックはシンプルでコーディネートしやすいよね」という記事でしたが、そもそもでリュック自体がどうしても子供っぽくなってしまうので手を出しづらい、というご意見を多くいただきました。

確かにメンズのリュックコーデは一歩間違えると幼い印象を与えてしまうことがあるかもしれません。

ということで、インスタを色々と漁って「大人のためのメンズのリュックコーデ」をピックアップしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

無印のリュックの容量について(2018年 2月 追記)

無印のリュックの容量について検索して来られる方が多いので追記させていただきます。「このリュック、一体どのくらいの量が入るの?」という話ですが、皆さんが想像している以上に容量は大きいです。イメージがつきやすいように、どのくらい容量があるのかちょっと実験してみました。

我が家のリビングにあった本20冊ほどを持ってきてどのくらい入れられるのか実験してみたのですが、なんと全部入ってしまいました。ちなみに全部入れるとこんな感じになります。

で、これでファスナーを閉めます。

これは真正面から

横からだとこんな感じ。

一番大きいA4サイズの本を入れても、こんなに余裕があります。

さすがにこんなに本を入れて、持ち運ぶことはないかと思いますが、なんとなく容量のイメージはついたかと思います。参考にしていただければ幸いです。


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