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2017-11-19

2018年の手帳はこれで決まり!モレスキンのノートを手帳にカスタマイズして活用してみる

スケジュールはスマホで管理、だから手帳なんかいらない。

そんな脳内までデジタル化されてる残念な私ではありますが、これには大きな理由があります。というのも、ほぼ日手帳をはじめとした近年のアナログ手帳ブームの波に乗ろうと幾度となく手帳を買っては数々の失敗を繰り返してきた手帳敗者であるからです。

今では

テチョー?なにそれおいしいの?

なんて、場末のフィリピンパブを彷彿とさせてしまうすっとぼけ具合をかもし出し「ワタシ、テチョウ、 イラナイ…」とアレルギー反応が出てしまう始末。しかし、そんな手帳敗者の私にもようやく春が訪れることとなりました。ついに自分が理想とする手帳と出会うことができたのです。

そう、私が求めていた手帳。

それはこれ

 

Moleskine!!

↑ なぜ英語?

 

はいそう、モレスキンです。

「うわー…、もったいぶってる割にめっちゃベタやん」

そんな引き気味の声と生ゴミを見つめるような冷たい目線が痛いくらいにつき刺さっておりますが、安心してください、そんなんじゃ私めげません。

実はこれ、手帳ではなくノートなんです。

つまり「ノートをカスタマイズして理想の手帳にしてしまった」と、そういうわけです。

 

理想の手帳がみつからない

私はライターとしての仕事もしているため、仕事柄やはりメモをとることがとても多いです。そのため手帳はスケジュール管理以外に必然的にノートとしての機能も重視されることとなります。

しかし、過去に「ノートとしても使える」と謳われてきた数々の手帳を手に取ってきたものの、どれもなんだか使いづらい。書き心地もさることながら、なによりも書き込めるボリューム。これが圧倒的に足りない。

取材した内容やちょっと気になったこと、つまんないミーティングの際に「まじかよー、早く終われよー」的な思いを込めて描く独創的ないたずら書きなど(←おい by 仕事仲間)日々そんなことをつらつらと書き綴っていくと、手帳に備え付けられているノート部分だけではどうしても足りなくなってしまいます。

長場雄の絵を見て描いたいたずら書き

「いたずら書きなんかしないで大事なことだけ書けばええやんけ」という話になりますが「手帳のためになんで俺のやり方を変えなあかんねん」と、同棲したてのカップルの喧嘩みたいな感じで、お別れになった手帳は数知れず…。

使っては別れ、使っては別れ…。これを繰り返していった結果、どんどんとハードルが上がっていき、結局は「テチョウ、イラナイ」となったわけです。

ノートに写真を貼ってメモ書きすることも多い

 

 私の理想の手帳とは

ちなみに私の理想の手帳はできるだけシンプルなもの。スケジュールはマンスリーで、あとはノート。しかも罫線なしでボリュームは多め。でもって格言とか世界地図とかそういうのは全くいらない。そんな超シンプルな手帳が理想です。

でも、マンスリーのスケジュールとノート機能がついてるだけのシンプルな手帳って探してもなかなか見つからないんですよね。「これちょっといいなぁ」と思っても罫線があったり、ノートとしてのボリュームが少なかったり、なんかやたら励まされそうな格言とかついていたり…

てか、手帳てなんであんなに格言書いてあるんですかね。

 

生きていればいいことあるさ

↑ お前もな

 

といった具合に、開いた瞬間に思わずつっこみたくなるから、あんまし格言とかは好きじゃないんですよ。

私はもっとノートみたいな手帳がほしいわけです。で、ある日、いつもカバンに入れているノートを見て思いました。「このノートが手帳だったらどんなに便利か…」と。

そう、昔から愛用しているモレスキンのノート。

大学の時からずーっと浮気することなくメモ書き用のノートとして愛用していたわけですから、これが手帳の役割を果たしてくれるのであれば、もしかすると理想の手帳になってくれるのではなかろうかと思ったわけです。

オールドレンズ修理用のモレスキンノート

まぁ、あれですね。わかりやすく言うと、幼馴染から恋人になる王道パターン的な展開だと思ってください。タッチです、タッチ。(← 説明が超雑)

で、思い切って愛用しているモレスキンのノートを手帳風にカスタマイズして使ってみたら、これが思いのほか良い。自分で好きなようにカスタマイズできるわけですから自由度も高く「やっぱりお前、わかってるやんけ」と思わず言いたくなるような、そんな理想の手帳に生まれ変わりました。

 

モレスキンはカスタマイズしてなんぼ

そもそもでモレスキンのノートはカスタマイズしてなんぼというところがあります。

数年前でしょうか。モレスキンのカスタマイズや使い方などがちょっとしたブームになりましたよね。当時、こんな本も出たりして話題になりました。書店でも平積みされていたので記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

後で知ったことではありますが、モレスキンのノートを手帳代わりにするというのは、かなりベタなカスタマイズらしいです。いい手帳がないのであれば、自分で作っちゃおうという人が結構多いんですね。ちなみに噂レベルですが、モレスキンのノートの中身をくり抜いてiphoneケースとして使っている人もいるらしいです笑。くり抜いたノートの中身は一体何に使うんですかね、いろんな人がいるもんですね^^;

そのほかにもインスタグラムなどSNSを見てみると、モレスキンの様々な使い方がみられます。
例えばこの人は自作のカレンダーを描いてますね。

めっちゃ上手い…てか、犬が超絶可愛いです。

インスタで「#モレスキン」や「#Moleskine」とハッシュタグを入れて検索してみると、自分のいたずら書きが本当にいたずら書きレベルだと痛感しますね笑。

また、中身だけではなくハードカバーの表紙やしおりの紐をマスキングテープなどを使って自分好みにカスタマイズしている方もいらっしゃいます。

外観から自由にカスタマイズできるのもモレスキンならではの特徴ですね。

 

 テンプレートを使ってノートを手帳にカスタマイズしてみる

で、ようやく本題。ノートを手帳にカスタマイズする方法です。

モレスキンのノートを使うにあたって最も優れている点を挙げるのであれば、オフィシャルサイトで専用のテンプレートが用意されているというところ。

先に挙げたカスタマイズ例を見て「興味はあるけど、ここまで凝ったカスタマイズはちょっと…」という方はテンプレートを使ったカスタマイズをお勧めします。

かくいう私も手帳へのカスタマイズは、モレスキンのオフィシャルサイトにあるテンプレートを使っています。印刷さえしてしまえば、あとは貼るだけ。誰でも簡単にノートを手帳にカスタマイズできるので大変便利です。

 

モレスキンオフィシャルサイト My Moleskine 

 

このサイトではテンプレートだけでなく、作家がモレスキンに描いたアートワークや世界中のモレスキンタワー(使い切ったモレスキンノートを積み上げた写真)なども紹介されています。

個人的な感想を言うのであれば「色んなモノ好きが世界中にいるんだなぁ」といった感じです笑。

スケジュールのテンプレートをダウンロードしたい場合には、サイトにログインし(最初にユーザー登録が必要です)右から2番目の「DAIARIES & PLANNERS」をクリックすれば、マンスリー、ウィークリー、デイリーと自分好みのスケジュールのテンプレートをPDF形式でダウンロードすることができます。

ノートに貼るとこんな感じ。

1ヶ月の予定を俯瞰できるので使いやすい

最近はここにスマホに入っている予定を書き込んでいくのが私の月初めの仕事の決まりになっています。

ちなみに上の写真はマンスリー型のスケジュール。私の場合は1日に予定は一つしかいれないので、一ヶ月を俯瞰しながら仕事やプライベートの予定を立てペースが作れるマンスリー型のテンプレートは大変重宝しています。

テンプレートはスケジュールだけでなくカレンダーやレイアウト、観光エリアマップなど様々な種類があります。(五線譜のレイアウトなどもありました)

すでにモレスキンのノートを使ってる方もこれから使おうという方も、結構便利ですのでMSKを一度チェックしてみてください。印刷してシステム手帳のように貼り付ければOKですから、誰でも簡単にカスタマイズできると思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分に合った理想の手帳がなかなかみつからないという方は意外にも多いと思います。お気に入りの手帳は探すのではなく自分で作ってしまおう。まさかの発想ではありますが、意外とやってみると楽しいものです。私のようにノート型の手帳を探しているのであれば、やはりカスタマイズがしやすいモレスキンがおすすめです。

今年の手帳は失敗したくない!

そんな方は自分でカスタマイズしたモレスキンを使ってみてはいかがでしょうか。もしかすると理想の手帳に出会えるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

 


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