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2016-05-29

映画『インサイド・ヘッド』を観てみたよ

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【出典 http://www.disney.co.jp/studio.html】

休日にも関わらず珍しく外出しなかったため、なんかDVDでも観ようということでレンタルしてきた『インサイド・ヘッド』。ちなみに僕と奥さんの映画の嗜好は全く合いませんが、ディズニー作品だけは例外。今回の作品は第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を獲った作品ということで、観る前から期待に胸を膨らませて、完全にハードルが上がった状態で借りた作品です。

日本語吹き替え版ですと、主人公のヨロコビの声は竹内結子さんらしいですね。今回は字幕で見たのですが、2回目を観るときは吹き替え版で見たいです。

さて、『インサイド・ヘッド』、個人的にはとても深く刺さった作品でした。

「個人的には」とあえて言ったのは、自分の過去をふと思い出して、とても共感できる部分があったからです。それは、この作品に出てくる主人公の一人、カナシミというキャラクターの存在(青いキャラクターですね)。映画を見ていると、「コイツ本当にいらんことしぃやな」と思わず関西弁が出てしまうくらいイラついてしまったのですが、ある意味それは完全に製作者の狙いにまんまとはまったのだと思います。ちなみに感情を擬人化した登場人物はヨロコビ、カナシミ、イライラ、ビビリ、イカリの5人。どれも個性あふれるキャラクターなのですが、ちょっとカナシミだけが特別というか、やることなすこと全てマイナスの方向に動くので普通に見ていてイラッとしてきます。うちの奥さんも映画見ながら「本当こういう人やめてほしい」と僕の横でボソッとつぶやいてました。ちょっと怖かったです笑。

単純に表面的な話だけを追ってこの作品を観ると、「すべての感情は必要不可欠なものである」という極めて当たり前の結論に至るストーリーです(もちろんそれだけでも十分に面白い)。しかし、僕はこの作品を観た人がカナシミという存在をどう受け止めるのかで物語の深みが変わってくるのではないのかなと思いました。

カナシミはとてもネガティブな存在で一見、厄介者です。しかし、カナシミ=悪ではない。「悲しい」という感情を経て次のステップを踏み出せることもあります。そういう経験をしてきた人であれば、この作品はすごく心に刺さるのではないかなと感じました。少なくとも僕はカナシミというキャラクターの役割をそう受け止めました。もしかすると人によっては「本当にこういう人やめてほしい」という評価のままで終わる可能性もあると思います(多分、子供とかはカナシミの挽回している内容がピンとこないかも)。話の内容自体はわかりやすくすっきり終わりますが、映画を観たあとの解釈が人によって違ってくるというのはディズニー作品としてはちょっと珍しいかもしれませんね。

ストーリーの展開はグッとこみ上げるシーンもあり、すごく面白かったです。興味がある人はぜひ観てみてください。

 

 


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